事務所のケイさんが読んでいた本の一節です。
「結婚式のMCさんが司会の時、とても緊張していた。ところが招待客は、みな花嫁さんに関心があるだけで、MCには誰も関心がないことに気づき。安心して司会ができた。」
ということです。
あがりは、自意識過剰な状態の時に起きます。
よく教室の見学の方が、「すぐに直したいから秘訣を教えてください」とおっしゃいます。
性格や生活環境や行動の違いがあり、すぐに改善できるなら、誰も苦労することはありません。
本にも書いていましたが、あがらない方法は、自分に捉われず、スピーチを相手に伝えるため
ただひたすら「相手のことだけ考えて話す」これが答えです。
なかなか自分を外せないから、多くの方が悩んでいるのです。
そこに、指導と練習がいるのです。
努力せずして、成長と成果はありません。
巷に「努力しないで、〇〇できる!」という本がありますが、それは本の売り上げを目論んだものです。
本物ではありません。 努力するからこそ、つかめるのです。
私もつくづく「継続と努力」と教えられますが、地道な成果があります。